特別企画展「駿河のカニ」

静岡県のカニといえば、何を思い浮かべますか?
いまやすっかり駿河湾名物となった巨大なタカアシガニでしょうか。あるいは東部・伊豆ではズガニ(モクズガニ)を、県西部ではドウマン(ノコギリガザミの仲間)を、それぞれ挙げられる方がいるかもしれません。

ここで展示されているカニは、駿河湾を中心とした静岡県内で採集されたものばかり。当ミュージアムのサポーターである駿河一郎(するが・いちろう)さんが20年以上にわたりコツコツと集め、ひとつひとつ自らの手で剥製に仕立てました。

静岡県には多種多様なカニが生息しています。この展示を通してカニの多様性に触れ、海や川に暮らす彼らの姿に思いを馳せていただけますと幸いです。

展示協力駿河一郎(ミュージアム・サポーター)、NPO法人静岡県自然史博物館ネットワーク、中江雅典(国立科学博物館)