静岡のチョウ 世界のチョウ
企画展「静岡のチョウ 世界のチョウ」
古くから人々に愛されてきたチョウ。本展では、静岡に生息する全種の標本や世界の各地域を代表するチョウ、絶滅してしまった貴重なチョウ等を紹介し、人の暮らしとチョウのくらしの結びつきに思いを馳せていただきたいと考えています。
この機会に見ていただきたいのは “幻の大蝶”ブータンシボリアゲハです。世界に5頭の標本だけしか知られていなかったこのチョウが2011年、78年ぶりに再発見されました。東京大学総合研究博物館に保管される貴重な標本が、所蔵館以外で初めて展示されます。この機会をお見逃しなく!
※ブータンシボリアゲハの展示期間は平成29年1月9日(月曜日・祝日)までです。平成29年1月11日(水曜日)~3月26日(日曜日)はアレクサンドラトリバネアゲハ、ルソンカラスアゲハの展示となります。
展示協力 東京大学総合研究博物館、静岡昆虫同好会、NPO法人静岡県自然史博物館ネットワーク
静岡のチョウ 世界のチョウチラシ (PDF:1.94MB)- 会期:
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平成28年12月10日(土曜日)より3月26日(日曜日)
※休館日は毎週月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)、年末年始(平成28年12月26日(月曜日)~平成29年1月1日(日曜日)) - 場所:
- 企画展示室(2階)
- 観覧料:
- 一般600円(前売500円)、団体500円(一人につき)、小学生以上大学生以下・70歳以上300円(前売200円)
※団体は20名以上
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方と付添者1名は無料
※小学校、中学校又は高等学校の教育課程に基づく教育活動として企画展を観覧する児童、生徒及び引率者は無料
※常設展も併せてご観覧いただけます
記念講演会
企画展の開催にあたり、チョウの魅力やチョウを守る意義を伝える講演会を開催します。
- 時間:
- 各日14:00~
- 場所:
- ふじのくに地球環境史ミュージアム 講堂
- 定員:
- 各日100名
- 申込:
- 事前申込不要。当日10:00からミュージアム受付にて整理券を配布いたします。
1 チョウを調べる 平成28年12月18日(日曜日)
矢後勝也(東京大学総合研究博物館助教)、福田晴夫(元鹿児島県立博物館館長)、
高橋真弓(静岡昆虫同好会創設メンバー)、岸田泰則(日本蛾類学会会長)
2 チョウを守る 平成29年1月29日(日曜日)
永幡嘉之(自然写真家)、中村康弘(NPO法人日本チョウ類保全協会事務局長)、
岸本年郎(当館研究員)
3 チョウを楽しむ 平成29年2月19日(日曜日)
養老孟司(解剖学者・東京大学名誉教授)、メレ山メレ子(ブロガー・エッセイスト)